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繰り返した白髪染めによるダメージで髪の毛がまとまらない
|髪の悩み|松田 力丸

 

 

こんにちは!

CALON銀座 松田力丸です!

 

白髪染めや縮毛矯正の繰り返しによって髪の毛がひどくダメージしてしまい

思うようにまとまらずスタイリングができない。

 

このようなお悩みに悩まれていませんか?

 

白髪染めの薬剤には通常のカラー剤よりもアルカリが強い

強アルカリ性の薬剤にあたり、

ブリーチのパワーに近い薬剤も中にはございます。

 

薬剤の強さだけでなく通常のカラー剤とは違い、

アッシュ、ブルー、マット、レッド、ピンクなどの

色味が主体ではなく「黒」の染料が主体でありその中の

色味が存在する為、黒みのアッシュや黒みのブルー、黒みのレッドといった黒みが強く

主張してしまいます。

 

黒みを感じる色味は濁った色味をしてしまい、

顔の色も悪い印象を与えてしまい髪の毛ひツヤとまとまりがなくなってきてしまいます。

 

縮毛矯正によるダメージには、

薬剤とアイロンの掛け方で髪の毛に負担をかけてしまい白髪染めの時のダメージよりも酷く

切れてしまったりビビリ毛につながってしまう恐れがございます。

 

その原因としては、

薬剤にアルカリ性の薬剤が持ち入れられていること。

アイロンをかけるときにギュウッとちからを入れてかけている。

などといったケースが多くアルカリ性の薬剤によってキューティクルが開かれてしまうと

髪の毛の必要な成分が流れてしまい、髪の毛の中に薬剤が浸透すると

中で残りアイロンでプレスしてしまえば薬剤が煮えて髪の毛が壊れていってしまいます。

 

壊れてしまった髪の毛は元には戻らず徐々に切っていくしかありません。

 

髪の毛の広がりはクセやうねりだけでなく薬剤によるダメージでも

まとまらなくなってしまうこともある為、

髪の毛の状態をしっかり毛髪診断をする事が大切です。

 

Before

 

 

 

白髪染めによるダメージで髪の毛がごわつきと硬さがでてしまい

縮毛矯正をかけると傷んでしまうのが怖いとお悩みを頂きました。

 

縮毛矯正も以前かけたときにペったんこになったご経験があり、

嫌な思いをした事があった為今回10年ぶりに縮毛矯正をかけられるとのことでした。

 

 

このような髪質の場合は、

根元のクセの部分と白髪染めによる髪の毛の硬さやゴワついている箇所とで薬剤を分けて

薬剤もキューティクルを攻撃し過ぎない酸性タイプの薬剤を使用し矯正をかけていきます。

 

 

After

 

 

白髪染めによる硬さとゴワつきも改善し、

柔らかな髪質へと仕上がりました。

 

 

 

薬剤の選定や髪質の状態によっては危険な場合もあり、

白髪染めで傷んでしまった髪の毛を無理に縮毛矯正をかけてしまうと

事故にも繋がりやすいので担当の美容師様と充分話し合ってから施術をするかご検討いただければ

と思います。

 

 

皆様のお悩みのお役に立たせて頂けましたら幸いでございます。

 

 

CALON銀座  松田力丸

 

 

松田 力丸

スタイリスト
松田 力丸
RIKIMARU MATSUDA

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