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「ヘアカラーをすると髪が傷む」その原因とは!?
|髪の悩み|松田 力丸

 

こんにちは!

CALON銀座 松田力丸です!

 

 

「ヘアカラー=傷む」

ほとんどの方がヘアカラーに対してこのようなイメージをお持ちではないでしょうか。

 

今や支流になったヘアカラー文化も幅広くカラーリングを楽しめる時代になりました。

沢山のお客様がヘアカラーを繰り返し、

「傷んでしまうから根元だけ」

とオーダーする方も増えてきています。

 

なぜヘアカラーをすると髪の毛が傷んでしまうのか?

 

その原因と対処法をご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

カラー剤の中で一般的に使用されている酸化染毛剤によって、

髪内部のコルテックスと呼ばれる物質に作用していきます。

 

カラーやパーマなどの薬剤による化学反応が伴う施術を繰り返していくとキューティクルが開いてしまい

コルテックスに含まれる物質が流失し手触りも悪くなるため表面のザラつき、光沢感が失われていきます。

 

 

キューティクルの開閉には”pH”によって左右され上がるほどキューティクルは開き、

内部のケラチンも流出します。

 

(※pHとは…水素イオン濃度のことをいい、酸性やアルカリ性にどれだけ傾いているかを表します。)

 

ヘアカラーを行う時にpHの高い薬剤を使用するため、

根元から毛先まで、アルカリ性の薬剤を使用してしまうとキューティクルが過剰に開いてしまい、

コルテックスや内部のケラチンに反応し「傷む」に繋がる、

これがヘアカラーをすると傷んでしまう原因です。

 

 

カラーの繰り返しでキューティクルが開いてしまい傷んでいる髪の毛には

トリートメントを施したりカラーリングを行う前に前処理などで状態を整えることも大事です。

 

 

薬剤による反応に対して状態に合わせてCALONでは低アルカリタイプの薬剤を使用し

ダメージ減少に繋がらない毛髪作りを徹底しております。

 

 

低アルカリタイプの薬剤は、アルカリ剤の配合がが少ないカラー剤のことをいうカラー剤です。

繰り返したヘアカラーやパーマ、縮毛矯正などによる毛先のダメージが多い部分は

すでにキューティクルが開いてしまっているためアルカリ剤のアルカリの力を加えてしまうと、

よりダメージへと繋がってしまいます。

このような状態の場合には低アルカリカラーを施し、

染料(色味)をプラスしながら低アルカリ剤に含まれるトリートメント成分によって

カラーリングを施しても傷みを最小限に抑えたカラー施術が可能になります。

 

 

「ヘアカラー=傷む」から

「ヘアカラー=ツヤを生み出す」へ。

 

一人一人の髪の状態に合わせて、

根元には根元用の薬剤、毛先には毛先用の薬剤と、

適材適所に塗り分けるカラーリング施術でお客様の安心安全を心がけて

お悩みのお役に立たせて頂けましたら幸いでございます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

CALON銀座  松田力丸

 

松田 力丸

スタイリスト
松田 力丸
RIKIMARU MATSUDA

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