今までは自然で綺麗な黒髪だったのに、白髪が少しずつ出てきて黒く、暗く染めなければならない方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし、海苔のように真っ黒になってしまう事もご経験ある方も多いとお聞きします。
白髪染めには、グリーンやブルーなど色々な染料が混ざっており、それが濁り白髪を染めていく仕組みになっております。
濁りが多くなればなるほど、髪の毛は不透明感が増し自然な黒髪ではなく浮いたような仕上がりになってしまいます。
また、白髪染めを使用し黒髮に染めていますがアルカリは強く髪の毛はゴワゴワしてしまい低明度なのに髪はダメージしております。
問題は、2つ。
- 白髪染め特有の濁りをなくす。
- 明るくする必要はないのでアルカリ量を下げる。
白髪染め特有の濁りをなくす。
白髪染めを使用せずに白髪を染めることは可能です。薬剤の種類は同じですので染料コントロールだけしてあげればよいのです。
白髪を染めたい分だけ染料をプラスして白髪を染めていきます。
そうする事により黒髮に染めているのに透明感は損なわれず自然な仕上がりになります。
自然に染まる事により、伸びてきた白髪が気になりにくくなります。
アルカリ量を減らす。
髪を明るくする必要はないのでメラニンを無駄に破壊する必要はありません。
もちろん髪の毛を膨潤させ、キューティクルを開き染料を中に入れてあげなければなりませんので多少のアルカリは必要ですが、退色するほど必要はないです。
低アルカリ剤を使うことにより過剰なダメージを防ぐことが出来ます。
仕上がりは通常のカラーと同じですが、ダメージを抑えることができ、ツヤ感も上がります。
黒髮の白髪を染めるだけですが、ダメージを抑えながら自然に染めるには様々な方法があります。
ハリコシ、抜け毛など頭皮への影響が気になられる方は是非ご相談下さい。
CALON銀座