ヘアカラーで茶色くした髪から、仕事の都合や、イメージチェンジで黒くしたいのに、1週間ほど経つとすでに茶色く戻ってきてしまう…
と、お悩みではございませんか?
黒くするときのカラーリングの方法は様々ですが、
「1週間ほどで色が抜けてきてしまう」
時、考えられる原因は…
1、ヘアカラー選定の「黒さ」のレベルがくろすぎることによって20分の自然放置をしていない。
2、生え際から、毛先まで単品1色しか使用していない。
3、毛髪のアンダートーンの識別が甘い。
4、カラー剤の塗布ムラがある。
5、アルカリが強い薬剤だけで毛先まで染めている。
などがあげられます。
細かく分析していくと、より多くの原因が出てきますが、一番多いケースだと思われます。
特に、2,5はダメージも誘発してしまいます。髪がきしむ。ゴワつきを感じる場合は、見た目は黒くてもアルカリが強くダメージを促進している可能性が高く、次第に髪がパサついてきてしまいます。
自然な髪質、自然な黒髪、染める前の髪の毛をイメージしてみてください!
適度にハリ・コシがあり、潤いによってしなやかな質感があります。
では、このように染める前の髪の毛(ヴァージン毛)のような質感にしながら自然な黒髪に染めていくためには…
低アルカリ、微アルカリ剤(ダメージレスで、キューティクルのキメが整う効果が期待できるカラー剤)を使用し、自然放置時間を25分~30分長めに置くことでしっかり浸透し、定着していきます。
そして、「黒」にカラーするときも
生え際~中間部分(ハチ周り)
中間~毛先
と、部分的に黒の透明感をコントロールすることによって、より自然な黒の深みのバランスを感じられます。
ただ単純に黒。
ではなく、なりたいイメージ(オリエンタル、セクシー、ビューティー、ピュア、クールなど)や、質感(シアー、グロッシー、モイスチャー)に合わせてニュアンスを楽しみませんか?