キラ浮き白髪の原因は、『黒髪と白髪のコントラスト』にあります。
白髪染め特有の黒々とした染め上がりを避ける為に、少し薄めに染めるとすぐにキラ浮きしてきます。
暗めに染めている場合、染めたてはちょうど良いダークブラウンですが、黒髪は不透明感があるまま、白髪をしっかり染める濃さがプラスされているからなのです。
【暗めに染めたら色もちする】と思っていませんか?
暗めに染めている場合も染めたてはちょうど良いダークブラウンですが、白髪と黒髪のコントラストバランスがコントロールできていないと、キラ浮きしてきます。
理由は白髪をしっかり染める為に配合されている濁った黒みの染料がプラスされているからなのです。
黒髪になじむように白髪を染める為には、濁らせて、黒く濃くしないと染まらないからです。
これが、白髪染めをすると明るくできない。不自然な黒さを感じる原因でもあります。
【キラ浮き白髪を撃退するには?】
黒髪を明るく透明感を出して、『白髪の白い素材と黒髪の黒い素材のコントラストの差を近づける』事が重要なポイントです。
双方を同じような濃い茶色にする為には、次の作業が必要となってきます。
1)白髪の透明感に黒髪の透明感を近づける。
2)白髪の量を見極める
3)白髪の色味を見極める
4)仕上がりイメージの明るさを確認する
5)仕上がりイメージの茶色の色相を確認する
上記の5つの作業をした後、白髪を染めるための『黒み』をどのくらい追加していけば良いのか?
検討し、ブレンドしていくと希望しているイメージの茶色に染まります。
白髪染めを使うと黒く濁ってしまった、暗くなりすぎてしまったなど黒い染料が強く明るくなりづらい傾向があります。
白髪染めではなく若い方々にも使用するファッションカラーで白髪を染める事で、柔らかく透明感のある質感、明度や彩度もコントロールする事ができ、白髪を染めつつ色々なヘアカラーが楽しめます!
【人それぞれ白髪の色も量も違います】
白髪の量、太さ、硬さ黒髪とのバランスはみなさまそれぞれ全く違います。
白髪染め専用薬剤は、ある程度の幅に対応できるように作られていて、素晴らしい商材であることは間違い無いですが、臨機応変に対応できず白髪が多い方には黒めにチョイスされている事が多く濁りと暗さから、抜け出せなくなってしまうのが現状です。
【ファッションカラーだけで白髪を染める】考え方
白髪染め専用薬剤を使用しているのにしっかり染まらないし、ファッションカラーで染めたらもっと染まらないかも…と思われていますが、
実は!ファッションカラーだけで白髪染めできるように4〜5色ブレンドすると、皆様一人ひとりにちょうど良い色合いに染めていく事が可能なのです!
【具体的な薬剤選定方法】
1)まず、黒髪を白髪の透明感に近づける明るさを作ることをイメージして薬剤を一つ選定します。
2)次に色味の方向性を決めるブラウンを選定します。(赤みのある茶色、赤みを抑えた茶色)
3)そして、白髪の透明感を黒髪が明るくなったところに合わせて茶色にしていく為に、少し黒い薬剤を選定します。
4)最後に白髪にはメラニンの赤みが消えているので艶と自然な素材を作る為に、ほんの少しだけメラニンの補正の薬剤を選定します。
上記の4つ(場合によっては5つ)の薬剤を選定し、あとは、希望されている仕上がりの明るさに合わせてブレンドする比率を決めていきます。
白髪染めを使うと黒く濁ってしまった、暗くなりすぎてしまったなど黒い染料が強く明るくなりづらい傾向があります。
白髪染めではなく若い方々にも使用するファッションカラーで白髪を染める事で柔らかく透明感のある質感、明度や彩度もコントロールする事ができ白髪を染めつつ色々なヘアカラーが楽しめます!
【キラ浮き白髪を撃退して、希望の茶色】を楽しみませんか?
ファッションカラーだけで白髪も染めてキレイな茶色、ベージュに染められるのです!
それでも足りない場合、ダブルプロセス方法でハイライチを使用し、さらに明るさや透明感を出していけます!
いつまでも最高にハッピーで大好きな自分でいる為に!白髪染めのお悩み解決に参考になれば幸いです。