「ヘアカラーの色が持つ印象」って、考えてみたことはございますか?
カラーした時、茶色の中にもほのかな赤み、黄色み、青みなど、、、。
ニュアンスが存在します。ニュアンスを楽しむのがヘアカラーの楽しさだと感じております。
トーンの(明るさ)によって出やすい色・出にくい色について
ヘアカラーの色味は仕上がりイメージを表現していく上でとても重要です。
トーン(明るさ)・透明感・深さなど・・・質感を調整し、隠し味を少し足すように、色味のニュアンスを加えていきます。
本日は、[CALON流のヘアカラーをご紹介いたします。]
まず、茶色や、ベージュのイメージを、仕上がりイメージの女性像にあわせて、さだめていきます。
寒色系ナチュナル ブラウン・・・洗練された印象、クール
暖色系ウォームブラウン・・・大人っぽい印象、温かみを感じる
中間系ベージュブラウン・・・柔らかい印象、沈まない透け感がある
を選定
次にニュアンスを加えていきます。
ニュアンスソースに何を使うのか、どのくらい加えるのか?
この比率がポイントです。
もちろん、カラーリングする前のメラニンの色によって一人一人の仕上がりは異なりますが、
ニュアンスソースによく使用する色みを大きく分けてイメージを解説いたします。
アッシュ・・・洗練された・なめらか・清楚・外国人風・透明感
ピンク・・・スイート・愛らしい・可愛い・ラブリー
オレンジ・・・華やか・鮮やか・艶やか
バイオレット・・・深みのある・大人っぽい・リッチ
ゴールド・・・艶やか・膨張した・透明感
他にもメーカーによって艶の出方、発色感、色の濃さなどが異なります。
それぞれの特徴を理解して使用すると、さらに、ニュアンスの表現が広がっていきます。
どのような女性像をイメージし、どのような印象に、どのような仕上がりにしていくか・・・
そのために、薬剤の選定とブレンドする比率が必要なのです。
カラーリングの可能性は無限大です。
お気軽にご相談ください!!