最近ではヘアサロンでどこのメーカーのカラー剤を使っているかといった発信をしているお店があったり
インターネットで簡単に調べたり、SNSで知ったりと
美容師が使う薬剤のことも容易に情報を得られる時代になりました
どうせならもう一歩先まで知っていてほしい
カラー剤にはしっかりとした目的がぞれぞれにあります
今回は1剤について
カラー剤のパワーは1剤に含まれるアルカリ量とpH値、これに2剤を濃度を使い分けてお客様の髪に塗布していくわけですが
1剤の種類についてはあまり詳しく触れられていないように思います
一般的によく知られている1剤は黒髪を明るくしながら色を発色させるのが最大の目的でアルカリ量が多くパワーが強い薬剤です
これをアルカリカラー剤とします
反対に通常のアルカリカラー剤よりアルカリ量を低く抑えメラニン色素を分解する力が弱い低アルカリカラー剤というものがあります
これは明度を上げる必要のない施術やダメージを進行させたくない場合に非常に適した薬剤です
既染部や褪色部分など、すでに明度が上がっている場合に使うことで繰り返しのカラーやダメージが進んでいるハイトーン毛には必須アイテムになります
メンテナンスカラーでは新しく生えてきた部分はアルカリカラー剤、毛先の既染部には低アルカリカラー剤と
使い分けができるのは最適です
この1剤の使い分けに加え2剤の組み合わせが出来るのはサロンカラーだけのプロフェッショナルな特徴です
ここできちんと髪を見極めて塗分けをしないとダメージの積み重ねになってしまうので
とても重要なポイントではないかと思います
このようにご自身の髪はいたわった施術をしてもらっていますか?
ご興味があればぜひご来店お待ちいたしております
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