白髪染めという概念からの解放
白髪を見つけてからもうずっと白髪染め・・・
程よく明るい髪色でいたいけど暗くないと染まらないと言われる白髪染め
このブログとのご縁をきっかけに卒業しませんか?
カラー剤のこれまで
明治40年頃空気酸化型や過酸化水素水による2剤式染毛剤が発売された初期は粉末1剤式
改良が重ねられ現在のクリームタイプになったのは1970年代、2剤式のクリーム/液状タイプになったのは1985年頃
現在手に入れることが出来るものは約40年程前に確立された形態なんですね
日本では12世紀から白髪を黒く染めているという記述があるそうです
こんな風に
平安時代には鉱物性の無機顔料に始まり、時代とともにニーズに合わせた薬剤は進化してきました
商品は飛躍し、使う技術者もその先へ!
僕は美容師になって20年、多くの時間を白髪のお悩みを持ったお客様にずっと白髪染めでのヘアカラーを提案し続けていました
はじめはそう習ったので違和感もなく提案していましたが
10年経った頃、どんどん黒っぽくなっていくことや髪が傷んでいくことに違和感をおぼえ
手触りが悪くなっていくのを実感し「美容師である自分がお客様の大切な髪の毛を傷めさせてしまっている」と怖くなり
それ以来、施術を行う僕自身が白髪染め剤を使うことを卒業したいと考えるようになりました
白髪染め剤を使うと『白髪を黒い髪に合わせる』という、まさに平安時代からの根本的な意識が変わっていないという事なのではないかと思います
それほど白髪染め剤には黒く濁った暗褐色が多く含まれており、明るくしづらくしてしまうのです
悪い製品だという話ではなく思っているよりも黒くなり過ぎるので気分が上がらないとヘアカラーも楽しくない!と
時代は変わり90年代の茶髪ブームを経てきた令和の40代はこの先も程よく明るくいたい、今っぽい暗めは良いけど黒っぽくはなりたくないだろうと思います
晴れて白髪染めを使う事から卒業できた僕ならではのご提案が沢山あります
悩みの種を知っているので解決に一役かっていただけるかもしれません
一度に大変身!というのは髪に負担が大きいこともあるので
2回、3回とプランをしっかり立てて白髪が無かった頃と同じようにヘアカラーを楽しんでもらえるようお話をさせて頂きたいと思っているので
白髪染めループから一緒に抜け出してみませんか?
是非ご相談させてください
ご予約はこちらからお願い致します
https://www.calon-ginza.com/staff/19/