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ヘアカラーが髪の”ケア”になる秘密
|髪の悩み|工藤 明彦

髪を染めて2~3週間で毛先が明るくなってしまう・・・

原因はカラー後の髪にアルカリが残留しているのかもしれません

残留アルカリって?

ヘアカラー剤の1剤には主に染料・アルカリ剤・トリートメント剤が含まれていますが、アルカリ剤は髪をアルカリ性に傾ける事で染料を髪の内部へ浸透しやすくしたり2剤と反応して髪のメラニンを脱色したり、発色のベースになる色そのものだったりといろんな役割をいくつかの種類のアルカリ剤として配合されています

ヘアカラーをするにあたってなくてはならない重要な要素なのです(市販のカラー剤とプロフェッショナル用のカラー剤とではアルカリの種類が大きく異なり、市販のカラー剤に使われているタイプは髪に残留しやすいと言われています)

カラーをする度にアルカリ剤を使うので、その都度しっかりアルカリを取り除く事がとても重要なポイントになってきます

単にシャンプーやトリートメントをしてもアルカリに傾いてしまった髪はなかなか元に戻らず、10日程かけてゆっくりと戻っていくのが通常の流れだそうです

その間、髪の中に残ったアルカリがせっかく発色した色素を褪色しやすい状態に追い込んでしまい更にはご自身の髪の本来の明るさ(例えば8レベルの明るさにした場合、それに見合った脱色レベル)も壊してしまいがちです

このような事から染めてもすぐに明るく褪色してしまう

思っていた以上に髪が明るくなってきた  

という症状を引き起こすのかもしれません

いつもカラーをする時は1つのカップで毛先まで塗っているという美容師さんもいらっしゃいますがこれも症状を引き起こす条件に該当してしまうのでご注意を頂きたいですが、今回はカラー後のケアについて

炭酸泉シャンプーや、水素トリートメント

ヘアカラーのダメージ要因である残留アルカリ、毛髪内部にアルカリが滞ってしまう事で褪色が早く進んでしまうし頭皮にとっても悪影響を及ぼしアレルギー反応を引き起こしてしまう事も

CALONではカラー剤をしっかり流した後、頭皮から毛髪全体→毛先に向けて炭酸泉や水素を使って薬剤を塗布した場所とその付近をしっかりケアする事でアルカリに傾いた毛髪のphを弱酸性へと導くことでヘアカラー後の髪の美しさをキープするメニューをご用意しております

”シャンプー後に弱酸性のお湯を使ってアルカリに傾いたph値を弱酸性に戻す”

「褪色が早いな」と感じるのは洗い流すべきものをサロンでしっかり落とせていないから

その点を抑えているメニューが炭酸泉や水素メニューです

サロンでカラーをしたその日に出来るだけダメージに繋がる原因を取り除きニュートラルな状態に戻す事、不要物を取り除く事でご自宅に帰ってからの褪色スピードが緩やかになり持ちが良いカラーだと感じますよ!

https://www.calon-ginza.com/staff/19/

工藤 明彦

スタイリスト
工藤 明彦
AKIHIKO KUDOU

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