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髪にも履歴が残ります!
|ヘアカラー|工藤 明彦

髪の毛を明るくしたいと伝えると担当の美容師さんに過去のヘアカラーの傾向を詳しく聞かれたことはありませんか?

明るくしたいご希望に対して美容師が1番知りたい事は過去にどのようなヘアカラーをしたのかという”履歴”です

ヘアカラーの履歴というのは消えてなくなる物ではなく、タトゥーの様に残ってしまい、いつでもどんな時でも好きな感じにヘアカラーが出来る訳ではない事を共有したいと思います

黒染めや、白髪染めを繰り返し暗くなった髪の毛は時が経ってもその場に留まり染めた経験があるかないかで仕上がりに差が出てしまう事があります

暗い染料が残った髪は明るくしても、結果として明るく見えない事がほとんど

明るい髪を暗くしたり、白髪を地毛の様な黒い色で染めてしまうとこのような履歴を持つことになるので極度のダメージを防ぐためにはなるべく美容師に伝えられた方が良いと思います

そうでないと必要以上に髪が傷んでしまう事を避けられない場合もあります

履歴を美容師と共有できていれば最適な方法やご希望の仕上がりに対する説明が得られ、より良いヘアカラーを楽しめるはずです

お客様と美容師が一緒になって髪の状態を把握してこれからの計画を立てられる、そんな美容師を目指して日々勉強している美容師さんは多いと思いますがお客様と髪の履歴の共有が出来ているかはお客様にもご理解が必要です

過剰なダメージをさせないためにご自身の髪の履歴は初めに話し合えるといいですね

 

https://www.calon-ginza.com/staff/19/

工藤 明彦

スタイリスト
工藤 明彦
AKIHIKO KUDOU

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