ここ数年でヘアカラーブームがジャンル化されたように思います
全体を極限までブリーチして淡い色や奇抜な色を楽しむ若者や、幅広い年齢層に支持があるインナーカラー
そして白髪をぼかすハイライト
ブリーチカラーやインナーカラーで彩度の高い派手なカラーに抵抗を感じる人は少なくなってきたのではないでしょうか
ブリーチ剤に混ぜて傷みを感じなくさせる優れた商品の登場で一気に広がりを見せたヘアカラーブームですが
振り返ると、正しく処理されていないのか
ブリーチハイライトによるダメージでお悩みのお客様にお会いする機会が増えたように思います
ここでお客様に覚えて頂きたい事は「ブリーチ剤はヘアカラーの中で最もダメージを伴う」薬剤なので挑戦する際には担当者さんにご確認いただいた方が良い事があります
①「パウダータイプのみを使用するのか」 ②「どこまで明るくするのか」
この2つです
①に対して、処理剤を混ぜる・2剤を弱くする・クリームタイプと混ぜる等の回答であればブリーチ剤オンリーの可能性が高いので結果的に数か月後にはダメージが目立つ事になりそうです
②では、イエローオレンジ・金髪等のワードが目立つようであればやはり明るくする事で頭がいっぱいでしょうから使用する薬剤は強いタイプになりそうです
白髪をぼかす為、暗く黒く染まっている毛先を明るくするにはブリーチ剤は必須になりますが、その使い方でダメージの出方が大きく変わります
「コップの中の水にアルコールを添加」するのと「コップの中のアルコールを水で薄める」のを比べるとアルコールの量は後者の方が多いですね
このように軸にする薬剤を何にするかで髪のダメージは大きく変わってしまう事があるので僕は前者の考え方をもってカラー施術させて頂いています
今の流行の先には髪が傷んでしまうお客様が増えてしまうような予測をしてしまいます
いかにお客様の髪を傷まないように考えられた施術が施せるかが今の時代に必要なサロン選びの条件になってくるのではないでしょうか
お気軽にご相談、ご予約お待ちしています