脱白髪染めがTVのCMでも流れはじめずいぶん盛んになってきましたね
白髪をぼかすようにブリーチハイライトを勧める風潮になってきましたが気になる注意点をまとめてみたいと思います
ブリーチハイライトの目的を整理します
ブリーチを使ってハイライトをするのはなぜでしょう?
ベースカラーとのコントラストを付けた陰影を楽しむ目的もありますが
今回のテーマでは少し深刻な問題を解決する為なんです
それは、白髪染めを繰り返した髪がファッションカラー剤では明るくする事が出来ない程に黒い染料が染着している場合
染料を脱染といって黒い染料を壊さなければならないからです
白髪を染める為ではなく、暗くなり過ぎてしまった髪の明るさを取り戻す為
次に、どのくらい明るくするのか?
白に近い明るさまで脱色しなければ白髪をぼかす、なじませる事は叶いません
でも、そうすると傷まないと言ってもさすがに切れ毛になったり、うねりが出て広がったりしかねません
黒く染まった髪の染料を少しとって明るく見せるなら良いのですが、やり過ぎは禁物です
・過剰なブリーチでダメージが進み広がって纏まりが悪くなる
・白髪が増えたように見えてしまう
オシャレをするつもりがこれだけは避けたいですよね
お客さまにも「なりたくないボーダーライン」をしっかりもっていてほしいと思います
・ブリーチハイライトをしても白髪は染まらない
ハイライトはあくまで明るさを作ったり濃い色をたして鮮やかさを足したり影を落としたりして陰影を作る技術です
白髪を明度コントロールでぼかす事で伸びた時に目立ちにくいという提案なので
この時点ではまだ白髪は染まらないのです
つまりタイトルにあるようなキャッチコピーでは白髪をぼかして、染まっていなくてもオシャレに見えますよというニュアンスが強く感じますね
程好いブラウンでキレイに染めませんか?
不可能と言われ続けてきた「明るすぎず暗すぎず」「暗くない透明感のある軽仕上がり」を可能にします
ファッションカラー剤を目的ごとに最低3種類調合して髪に無理なく
ダメージを最小限に抑えたヘアカラーが、重たく見えない仕上がりを可能にします
白髪ぼかしの為にハイライトをご検討でしたら是非ご相談お待ちしております
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