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カラーっでなんで傷むの?
|ヘアカラー|工藤 明彦

ヘアカラーをするから髪が傷むという共通認識があっても

なんで?を知っていれば怖くない

傷む原因はブリーチ(脱色)がダントツです

あまりご存じない方もおおいかと思いますが、普通のヘアカラーもブリーチ(脱色)が含まれていて

薬剤のグループ分けをすると

”ある程度”の脱色をしながら染料を発色させるヘアカラー剤と

”どこまでも”脱色だけをし続けるブリーチ剤に分けられます

どちらもブリーチの要素が含まれているので髪に塗布する前に適切な配合になっていなければ

傷む可能性が大きいということになります

ヘアカラー剤の仕組み

掻い摘んで説明するとヘアカラーはお客様のご希望に合わせて明るさと色味を変えますね

明るさを作る段階で髪のメラニン色素を”ある程度”脱色する作用がある成分か活発になる事で髪の明るさを作ります

いわゆる『透明感』とはこの事を指します

脱色が進んだら、だんだん落ち着いてそれ以上脱色しなくなり、発色が始まります

合計で約30分かけて脱色と発色の薬剤反応がおこなわれ髪が染まるわけです

特に白髪染めに含まれる”ジアミン”が発色に関わる成分の1つ

ジアミンはアレルギーがある人に対して危険性がある物で髪を傷める要素としては低い成分です

白髪染め専用剤は多く入り過ぎていて傷んだ感じを生みやすいですが、これ自体が髪に残留しても傷むことに大きく影響しません

シンプルに発色よりも脱色の成分が髪に与える影響はマイナスですし

髪に残留する事が髪を蝕む事になりますね

薬剤選定だけではなく

カラー剤を選ぶことはお客さまには難しいですが、お店を選ぶ事に直結しますね

しかし、その事が重要ではなく適切に薬剤を使える美容師がいるかが最も重視すべきでしょう

安価な専門店でのカラーが傷むのも適切な薬剤の使い方が見落とされているからです

いくら大手メーカのカラー剤を扱っていると言っても使い方が悪ければダメージを受けるのは髪の毛です

 

ブリーチ剤の機能は脱色をする事が主なので最も傷む薬剤でありメニューです

この薬剤も使い方を工夫すれば恐れる程のダメージがしないように施術する事も可能です

髪のダメージは印象を大きく揺さぶります

髪をいたわれるメニューで上質な印象を作りませんか?

https://www.calon-ginza.com/staff/19/

 

工藤 明彦

スタイリスト
工藤 明彦
AKIHIKO KUDOU

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