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ブリーチしたその後は?
|白髪染め|工藤 明彦

白髪染めで暗かった髪の毛を思い切って全部ブリーチしてアッシュにしてみたんだけど

次の根元が生えてきた時、カラーでリタッチしたら白髪が全く染まっていなかった!

という例があります

 

昨今のブリーチブームで奇抜とされてきたブリーチカラーの明度が一般的に受け入れられたようにも思いますが

脱白髪染めの課題はまだまだたくさんある事もわかります

お客様目線で見ると清水の舞台から飛び降りる覚悟を持ってブリーチしたのに、次の回から新しく生えてきた白髪をキレイに染めるにはやっぱり白髪染め専用剤を使わないとちゃんと染まらないと言われるなんて・・・聞いてないよ~~ですよねぇ

せっかく脱したと思った白髪染め

これでは、髪が傷んでしまっただけと嘆いてしまいますね

本当の脱白髪染めは白髪染め専用剤を繰り返し使い黒く染まっている毛先を明るくする為のブリーチも必要ですが

根元の新しく生えてきた根本の白髪をファッションカラー剤だけでキレイに染める事が出来てこそではないかと思います

ブリーチはあくまでも「暗くなっている毛先」の明るさを取り戻すのが目的なので脱白髪染めの一部に過ぎず

最も重要なのは染めても染めても生えてくる白髪を繰り返し染めても黒くならないようにする事です

まずは、白髪染め専用剤を使わない白髪染めに切り替えるのが大前提!

グレーカラー2.0は新しく生えてきた白髪と黒髪をファッションカラー剤のみでしっかり染めるので

繰り返し染めても暗くなりすぎる事は無く、ゴワついたりと手触りが壊れる事もありません

 

根元をキレイに明るさを保ちながら染めた時に毛先が暗く見えるならブリーチを使った施術が必要になりますが

始めから必要ない場合もあるので明るくしたい場合は担当美容師さんと良く相談した方が良いでしょう

ブリーチをする場合は必ずダメージへの考慮とその後、どんなヘアカラーにしていくかを具体的に想像してみると

避けたい条件が浮かび上がってくると思いますので是非、美容師さんと相談してみてくださいね

 

https://www.calon-ginza.com/staff/19/

工藤 明彦

スタイリスト
工藤 明彦
AKIHIKO KUDOU

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