暗くなった毛先を明るくしたいとご希望の際に提案されるブリーチハイライト
暗く染まっている毛先にハイライトをした時のイメージってつきにくいですよね
昔の「メッシュ」をイメージしてしまうと、派手になってしまうと心配になってしまう方もいらっしゃると思います
いくら明るくなると言ってもシマシマが強く派手なギャルになるのは嫌だなぁと躊躇するのもよくわかります
ハイライトには目的に合わせたやり方があるので「なりたいイメージ」とともに「なりたくないイメージ」も一緒に相談しながら
決めていくと良いと思いますよ
ハイライトは大きく分けて2通りで考えるとイメージしやすくなる
暗い髪と明るい髪が混ざり合ってぼんやり明るくなる「ブレンド系」
暗い髪の中に明るい塊を感じさせるしっかりとしたラインを強調させる「チャンク系」
どちらを施術するかで仕上がりのイメージが左右されます
90年代にギャルの間で流行ったのは個性的なスジ感を強調するチャンク系
このイメージを覚えている方が多いですね
逆にせっかくだから少しスジ感も欲しいとご希望されるお客様もいらっしゃいますが
やり過ぎない様に程よい仕上がりを目指す為に、ブレンドとチャンクを併せてみるのがおススメです
昔のメッシュのように派手なイメージになるのだけがハイライトではない事が分かったところで、次に気になるのは
「明るさ」の度合ではないでしょうか
染めてから数週間後にキンキンに明るくなってしまってはイメージしていた感じとはかけ離れてしまい
品を欠いたりしかねませんから、そこは慎重になりますよね
ブリーチ剤はそのまま使わないのがスタンダード
髪の中に残る白髪染めの染料を取る事が目的なので、髪を金髪にするほどのパワーは必要ありません
なので髪の状態、ご希望の明るさによってブリーチするパワーをコントロールします
ゆっくり時間をかけるとどこまでも脱色されるのが特徴のブリーチ剤にパワーを制御する事で時間が経っても脱色が進まないようにする事で安心して施術を受けてもらえます
途中で脱色が止まるという事は、髪に対するダメージの負担もかなり小さく出来るので
髪が傷んでしまった手触りは感じられません
毛先のダメージを最小限に抑えながら明るさを取り戻し、白髪が無かった頃と同じようにヘアカラーを楽しんで頂ける為の第一歩として
暗くなってしまっている毛先を明るくするハイライト
ここから新しい白髪染めが、ヘアカラーをまた楽しんで頂けるようになるお手伝いをさせて頂けましたら幸いです