大人になるにつれて髪が短くなっていくのはなぜ?
どこかのタイミングでショートヘアにスタイルチェンジするのが当たり前のようにおこなわれていて、自分もいつかそうなるのかなぁとお考えの女性は少なくないのではないでしょうか?
おしゃれ染めから白髪染めに変わる時、ある程度長さを保ってきた髪型をショートに変わる時と、あまり前向きになれない儀式が待ち受ける大人世代
長年ヘアカラーを担当させて頂いて気がついた事は、白髪染めに切り替わるその時がターニングポイントになるのではないかという事です
白髪染めは大人世代に必要不可欠なメニュー
身だしなみの1つと捉えていらっしゃる方も多いはずですね、染めない自然な状態もだいぶ市民権を得てきましたが個人的には染めてる方が若く見えるし美しいと思います
ここで大切なのは、ただ染まっていれば良いという条件から、白髪も染まりながらおしゃれを忘れず髪型が綺麗な状態を長く保つような施術をする事がいつまでも髪を綺麗に維持していく上で忘れてはいけないポイントではないでしょうか?
既存の白髪染めを繰り返した結果、半年頃かろ手触りがゴワゴワしてきたりバサバサとまとまりが悪くなったり、手触りがざらついた印象になってきます
理由は、薬剤自体がファッションカラー剤に比べて強く、濁った染料が濃すぎる事
強い薬剤で毎回染める事で髪は見えないレベルでダメージを蓄積し、染料が溜まりすぎる事で手触りが損なわれてしまいます
その結果、髪を切らなければいけない事に繋がってしまうのだとお客様との会話で気がつく事が出来ました
お客様のご協力の元、こんな事をした事があります
既存の白髪染めを使っていた方は、ファッションカラー剤で白髪を染めるグレーカラー2.0に切替え、白髪染め専用剤を使って白髪染めを始めた方もグレーカラー2.0に切替え、ファッションカラー剤と白髪染め専用剤のミックスをしていた方も、これから白髪染めをしようという方も全て白髪染め専用剤の使用を止めてファッションカラー剤だけの白髪染めに切替える試みを半年、1年、2年とお客様と二人三脚で観察を続けました
すると既存の白髪染めをしていた時に悩んでいた手触りの悪化が無くなり、以前のファッションカラーでおしゃれを楽しんでいた頃と変わらない柔らかい質感が戻ってきたのです
短くカットしようか悩んでいたお客様も、その選択肢は「いつか短くしたくなったらカットする」とタイミングをご自身で決められるようになりました
身嗜みや、老けて見えないように白髪染めをするつもりが長年続けていった先に傷んだからカットする事にならざる得ない事に繋がってしまう要素があるヘアカラー
いつまでも白髪や傷みが障害にならないヘアケアを一緒に紡いでいきませんか?
お役に立てたら幸いです