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ハイライトの昔と今
|白髪染め|工藤 明彦

ハイライトは派手になるデザインカラー?

白髪染めをして暗くなりすぎた顔回りを中心にハイライトをして明るさを作るご提案をさせていただく事が多くありますが

ご説明の段階で少し不安に思われるお客様もいらっしゃいます

よくお話を伺うと、昔のコギャルのような太い筋が目立つ奇抜なものをイメージされるようですね

ハイライトは技法 やり方の事総称で太い筋の事ではないのでどうかご安心ください

ポイントやアクセントとしての太い筋、細く沢山施しブレンドする、程よい筋感がありながら奇抜じゃない仕上がりまで

施術内容はバリエーション豊か

部分的に明度を変えて個性を出す事が求められた流行の頃と違い

なじむように、でも少しは変化をつけたいなどのご要望に添った仕上がりになるように

目的に合わせた方法をご提案できるように初めに相談するようにしています

白髪染めで暗くなり過ぎ、ハイライトを勧められる状況の大人女性の最大の目的は

髪に透明感があり明るく見えることです

この場合、個人的にですがあまり筋を感じる仕上がりを提案することは少ないです

どれがハイライトかわからないよう細く入れて、残った黒髪となじみ、全体が明るくなったように感じてもらえるような

ご提案を優先的にしています

もちろんアクセントで筋感が欲しい場合もバランスを見ながら追加していくことでより一層おしゃれに仕上がることも可能です

もう一つ外せないのがダメージに関する心配事

ハイライト言えばブリーチ剤を多用するので当然の心配事ですよね

目立つようにポイントを作る場合や、色味を出すのに必要な脱色レベルに達する為にはブリーチ剤を強めに使いますが

それでもブリーチ剤を減力する一工夫はさせていただいています

これは、ブリーチ剤だけを使って脱色するほど強い脱色はあまり必要ないからで

やはり目的がそこまで明るくしたい訳ではない場合が多いので、アルカリ値を低く抑えて穏やかに施術することが重要になってきます

薬剤をしっかり抑えてコントロールされたものを、なりたい理想に合わせて施術することで

リスクを最大減減らした仕上がりを実現でき髪の質感を極力壊さない施術を心がけているので

ブリーチ剤を使う事によって傷んでしまったというのを最小限に抑えられます

薬剤をそのまま使うのではお客様一人ひとりの髪の毛に合わせる事は出来ないので

お客様の髪に適した薬剤コントロールをさせていただく事で様々な不安要素を取り払えると考えています

少しでもハイライトへのご理解が深まっていただけましたら幸いです

繰り返し白髪染めをしいて黒くなってお困りの大人女性のみなさま

ご興味ありましたらぜひ一度ご来店を心よりお待ちしております

 

https://www.calon-ginza.com/staff/19/

工藤 明彦

スタイリスト
工藤 明彦
AKIHIKO KUDOU

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