白髪の素材がではじめる時、生え際から、頭頂部から、こめかみだけ。と、人それぞれです。
白髪の素材と、黒髪の状態によって染まり方もそれぞれになってしまいます。
今までと同じようにカラーをしていきながらも白髪の素材を綺麗に染めていくためのオーダーの仕方、白髪がではじめてきたときの髪の状態と、傾向、おすすめ施術方法をご紹介していきます。

ケース2⭐️
今回はケース３です。
表面は黒髪でこめかみだけが真っ白になっている、内側一部だけが束で白くなっている。
このタイプの方は、白いところと、黒いところのコントラストが強くセパレートされ、より目立って見えてしまいます。メラニンがたくさん詰まっている青黒い、赤黒い黒髪の方に多く見られます。
このケースの場合、普通に茶色に染めると、白髪が束で密集して見えていますので白くキラキラしたままになってしまいます。白い部分に合わせて黒めに染めると、黒髪の部分が真っ黒になってしまいます。また、キューティクルが固くなっていることが多いので、染まりにくくなっている傾向がございます。そこで、適材適所に薬剤をつくり分けて塗り分ける施術方法をオススメいたします。
オーダーされるときは、黒髪の部分は今までどおりの薬剤、密集している白い部分だけに、少し黒みを混ぜた薬剤で塗り分けて欲しいと、オーダーされると、うまくいきやすいと思います。
（CALONでは、ファッションカラーのみで薬剤を全て作っていきますので自然と艶が出る仕上がりにカラーをしています。）

白髪を隠すためではなく、今までどおりのお気に入りの髪色をキープしていけたら最高にハッピーですね！
ご参考になれれば幸いでございます。

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